縮小の危機?大山商店街の今!
都道の延伸に東上線の高架化とダブルパンチを食らいそうになっていて商店街の衰退が噂されている大山商店街。そんな商店街の現状を調査してみました。
目次 |
大山の問題
大山駅付近の開発などをまとめておきます。
都道延伸問題
一見すると悪くないような政策にも見えますが商店街からしたら大きな問題です。延伸予定の道路が商店街を分断することになるからです。したの地図の赤色の線が延伸予定の道路で青色の線がハッピーロードのアーケード部分です。
これでは245号側のハッピーロードに人が流れるとは思えませんし、道路の建設による立ち退きで多くの店舗が移転もしくは廃業をせざるを得ないことになります。
高層ビルの建設
大山町クロスポイント周辺地区第一種市街地再開発事業では都道延伸部分とハッピーロードの交点付近に最大で地上26階建ての建物が4棟建設されます(内訳26階建て×2,8階建て×1,3階建て×1)。
都の資料では工事着手が2020年12月となっており早々に現在の商店街の風景が見れなくなってしまうことが予想されます。
ビル内には商業施設のエリアが設定されてはいるものの現行以上に賃料が高くなるであろう建物に商店街のお店が入居するとは思えません。大手のチェーン店が入る他と変わらない駅前のビルになってしまうかもしれません。
大山駅駅前広場整備
高架化に伴う構想かどうかは断定できませんが大山駅には駅前広場を作る構想があります。現在の大山駅と補助第26号線の間に作ることが考えられています。こちらは駅北口方面のため商店街への影響は少ないかもしれませんが、この構想自体に疑問符がつきます。
資料で駅から最寄りとされているバス停「第六小学校」には以下のバス路線が通っています。どちらも池袋から254を通り各方面に向かうバスです。
問題としてあげられている最寄りのバス停が遠いという問題はロータリーではなく補助第26号線が原因でしょう。大山駅の高架化計画では100mほど駅がときわ台方面に移転することになっているため都道にバス停を設ければよい話です。構想にあるようなロータリーが必要だとは微塵も感じません。せめてタクシープール+α程度の大きさです。
また、光02はロータリーのあるときわ台駅には入らず254を直接抜けていきます。赤97や赤51は北よりの板橋仲町のバス停を通り赤羽方面に抜けますが、中板橋駅からのアクセスがよく乗り換えに利用する人もいます。ロータリーができても有効活用がされるかは疑問です。